X(Twitter)を使ってグッズのお取引がしたい…
グッズの交換や譲渡・買取を行うお取引用アカウントを作る方が増えています。
「取引垢」と呼ばれるアカウントですね。
グッズ実物を取引するので、住所や本名など連絡先の交換が必須…
そのため、本垢とは分ける方が多いお取引アカウントを作る理由はこちら。
・好きな作品やキャラクターのグッズを集めている
・ランダムで購入したグッズの他キャラを推しのグッズと交換したい
・推している方や、大切にしてくれる方へグッズをお譲りしたい
便利なお取引用アカウントですが、お取引そのものには細かなルールがあったりします。
今回は「お取引垢」を作成し運用してみて、気づいたことや注意点などを詳しくまとめてみました。
アカウントの作成を検討している方は参考にしてください。
既にお取引が始まってるの!
そんな方は、X(Twitter)でのお取引DM例文11種【コピペ可】という記事をご覧ください。
X(Twitter)上での「お取引」って何?
そもそもTwitter上で行う「お取引」って何だろうと思われる方も多いのではないでしょうか。
Twitter上で行われる「お取引」には「交換」「譲渡」「買取」「代行」など細かく名前が付けられています。
もちろん内容も異なりますが、実はこのワードの区別が結構重要だったりします。
Twitter上でお取引をする際、フォローした方の投稿などをTL(タイムライン)で見て検討するというのが一般的なお取引のお相手探しの方法ですが、「検索して見つける」という方法もTLと同様か、それ以上によく利用されています。
その際に検索されるワードが「〇〇(お取引したい商品名)交換」「〇〇(お取引したい商品名)譲渡」というように区別された名前です。
上手く使用することが出来れば、スムーズにお取引が出来る反面…勘違いしてしまうと思わぬトラブルに発展する恐れもあります。
この記事でもまとめていますので、「お取引」に挑戦する際には「お取引垢」の作成方法とあわせてご確認ください。
「お取引垢」の具体的な作成方法については、X(Twitter)取引垢の作り方は?ツイフィ・プロフカード無しでも問題ない理由という記事を参考にしてくださいね。
X(Twitter)上でのお取引「交換」とは?
「交換」とは文字通り、グッズとグッズの交換を意味します。
定番としては、同じグッズのキャラクターを交換し推しを収集することが多いです。
日時・場所などを指定し、直接お取引を行う場合や郵送にてお取引する場合があります。
「〇〇駅」「店名」や、原画展の会場やコラボカフェ会場などその作品にちなんだ場所での交換も多いです。
郵送にてお取引の場合は、送料は相互で負担する(自分の発送する分の送料を自分で支払う)場合がほとんどですが、時には違うグッズを交換することもあるので、発送前にしっかりと確認し双方同意の上でお取引しましょう。
ちなみに違う種類のグッズを交換するのは「異種交換」というワードを使います。
募集を出す際には【譲】の後に自分の持っているグッズ名(キャラクターなど)【求】の後に交換して手に入れたいグッズ名を記載します。
キャラクター名で検索をかけている方も多いので、しっかりフルネームで書いた方が目に留まる確率が上がるのでおすすめです。
公認のあだ名などがあると迷います…
交換についての詳しい流れや、すぐに使えるテンプレートは【郵送交換】初めてX(Twitter)でグッズをお取引する方向けの流れとテンプレという記事にまとめています。
住所や連絡先など個人情報の交換は抵抗がある…
悪い方ばかりではありませんが、気になる方は【住所レンタル】個人情報を危険から守れるバーチャルオフィスって?【和文協】という記事で紹介しているサービスがおすすめです。
X(Twitter)上でのお取引「譲渡」とは?
「譲渡」とは、お金と引き換えにグッズをお譲りすることを意味します。
少し語弊がありますが、フリマアプリなどと同じようにお取引相手へ販売するような形式です。
「販売」って言葉には違和感があります…
ランダムグッズやBOXで販売しているグッズを購入し、推し以外のキャラクターは手元に残さない方や、推しとはいえ交換等で複数同じグッズを収集はしない方…推している方の手元へお届け出来たらという思いの方などなど、様々な背景があり譲渡というお取引は存在しています。
あまりレート(第三者によりキャラクターや作品ごとに付けられた価値や値段)について触れたくはありませんが…レートの低い高いに関わらずに譲渡してくださる方もたくさんいらっしゃるので、フリマアプリでの購入とは少し異なります。
そして、細かなルールのおかげか…圧倒的に品質が高いです。
募集を出す際には【譲】の後に自分の持っているグッズ名(キャラクターなど)【求】の後に定価+送料などと条件を記載します。
当然ながら送料については譲渡先(グッズを譲ってもらう方)が負担しますが、梱包費用などについては譲渡主(グッズを送る方)がご好意で負担する場合が多いです。
梱包費などを請求したい場合は、必ず募集ツイに記載しましょう。
X(Twitter)上でのお取引「買取」とは?
「買取」とは、お金と引き換えにグッズを譲っていただくことを意味します。
シリーズのコンプリート目的であったり、複数手に入れたい推しのグッズを募集したりと様々な理由で買取を希望している方がいます。
「交換」と同時に「買取」もしたいって方もよく見かけますね。
募集を出す際には【譲】の後に定価+送料などと条件を、【求】の後に買取して手に入れたいグッズ名を記載します。
こちらもキャラクター名で検索をかけている方も多いので、しっかりフルネームで書いた方が目に留まる確率が上がるのでおすすめです。
当然ながら送料については買取先(グッズを譲ってもらう方)が負担しますが、梱包費用などについてはお取引のお相手(グッズを送る方)がご好意で負担してくださる場合が多いです。
細かく発送方法等を指定する場合には、梱包費をお支払いする旨をお伝えしておくとその後がスムーズかもしれません。
ただし「お取引」自体が全てご好意の上前提なのでそれは忘れないでくださいね。
交換や譲渡に出す際と大きく異なる「買取」の注意点は、個数です。
同じグッズをいくつまで買取したいのかを明確に記載しておくことが、スムーズにお取引するために重要です。
「有限回収」「無限回収」などと表現する方もいます。
X(Twitter)上でのお取引「代行」とは?
「代行」とは、文字通り代わりに購入してきていただくことを意味します。
遠方や事情があり、自身で購入出来ない場合や購入制限等があり、希望数を購入出来ない場合等に募集を出します。
現地に行こうにも、開催期間が短かったりするとどうしても…
募集を出す際には【譲】の後にお品代+送料+代行費などと条件を、【求】の後に代行してもらい手に入れたいグッズ名を記載します。
イベント名や店名で検索をかけている方も多いので、しっかりと全て書いた方が目に留まる確率が上がるのでおすすめです。
当然ながら送料については依頼主(グッズを送ってもらう方)が負担しますが、梱包費用などについてはお取引のお相手(グッズを送る方)の負担になってしまいます。
前述の「交換」「譲渡」「買取」については、差はあれど両者にメリットはありますのでご好意に甘えて…という場合が多いのですが、「代行」においては別です。
お相手は本来購入する予定のないグッズを購入し、郵送または直接その場へ出向いて渡していただくことになります。
お互いに代行し合っているお相手の場合など例外はありますが、お品代・送料の他に代行費としていくらか上乗せした金額をお支払いするのが一般的です。
どうしてもそれは出来ないという方は、募集時にその旨を記載しておく方がスムーズにお取引が出来るかもしれません。
相場は「300円」「500円」「1000円」など人それぞれな印象です。
お、お、お金がいくらあっても足りない…
思いの外、お金の掛かる「推し活」…
「推しのためにまだまだお金が必要」「副業したい」という方には、ブログの収益化がおすすめです!
少しでも収益化に興味がある方は、【初心者】ブログで稼げる仕組みを紹介!最速で立ち上げられる始め方という記事でまとめています。
X(Twitter)上での「お取引」の流れ
Twitter上でお取引をする際の一般的な流れを確認していきます。
意外と知らないNG行為も多数存在するので、これからお取引を始める方にはぜひ確認していただきたいです。
「郵送」で行うグッズの「交換」を例にしてます。
手元にあるグッズを検収・写真撮影
交換に出す予定のグッズの状態をしっかりと確認します。
表面に傷がないかや、初期不良の状態についても把握することが大切です。
状態の悪いものはその部分が分かるように写真を撮り、募集ツイにも記載します。
お取引予定のグッズは基本的には未開封の状態が好ましいです。
何か事情があり、一度でも開封済の場合はその旨を記載しましょう。
ランダムグッズや集合梱包で購入するグッズ(複数枚入りのステッカーやポストカード等)については、開封後1枚ずつ「OPP袋」と呼ばれるビニール製の袋へ入れておくのが一般的です。
100均で気軽に購入することが可能なので、グッズのサイズに合ったものを事前に用意しましょう。
トラブルの元になるので嘘はやめましょう。
検収が完了したら、写真を撮っていきます。
この時に必要になるのが「IDカード」と呼ばれるものです。
端的に言うと、どこかから拾った画像ではなく自分で撮影した写真ということを証明するためのものです。
自分自身のTwitterIDが記載されていればカードにする必要はなく、名刺や付箋に手書きでも十分です。
手元にグッズがないにも関わらず、お取引を装い金銭トラブルに…などをいう事例がいくつも起こっていますので、お相手に下手な疑いを持たれないためにも、お取引に使用する写真には基本的に自身のIDを記載した何かを一緒に写すことが必須だといえます。
お取引相手のIDカードを見るのもお取引の醍醐味です。
お取引用にオリジナルで名刺を作成しておくのも、繰り返し作業になりがちなお取引を楽しめるのでおすすめです。
募集ツイ(ポスト)を投稿する。
グッズが手元に届き、写真を撮影したら早速募集を出していきます。
前述の通り、募集を出す際には【譲】の後に自分の持っているグッズ名(キャラクターなど)【求】の後に交換して手に入れたいグッズ名を記載します。
キャラクター名で検索をかけている方も多いので、しっかりフルネームで書いた方が目に留まる確率が上がるのでおすすめです。
後々、誤解を生じさせないためにも郵送なのか、現地で手渡しを希望なのか、などもこの時に記載しておくとスムーズにお取引出来ます。
相互フォロワー限定でのお取引を希望する場合にも記載し、それ以外の場合には「検索からもお待ちしております。」などを記載するとお声掛けしてもらえる確率が上がります。
お声掛けを待つ。
募集ツイを投稿した後は、条件のあった方からのお声掛けを待ちます。
待っている間に自分自身でもお取引のお相手を探したい場合は検索をかけます。
検索をかける際には、「〇〇(お取引したい商品名)交換」などで検索をかけると同じようにお取引目的の方が検索にかかるのでぜひ活用してみてください。
お声掛けがあった場合には交換の内容を確認したり、お相手のプロフィール画面等を拝見したりと反応(いいねや返信)を返す前にじっくり検討します。
一度開始したお取引を白紙(なかったことにすること)とするのは凄く失礼です。
お声掛けに返信をする。
お声掛けしていただけたら返信を行います。
お互いに条件を提示しているため、交換内容やお相手の雰囲気などでお取引を行うかを決定します。
繰り返しますが、一度開始したお取引を白紙(なかったことにすること)とするのは大変失礼な行為になりますので、くれぐれもよく考えてから返信を行います。
いくら条件が良くても、途中でお相手を変更するのはタブーです。
返信の仕方は各々お相手に意思が伝われば問題ありませんが、例文をご紹介します。
時間帯やお相手との間柄に応じて、言葉を変更してご利用ください。
例文通りに返信する必要はありませんが、いくつかの注意点だけはご確認ください。
意外と独自のルールがあるのです…
コピーして貼り付けるだけで簡単に使えるX(Twitter)でのお取引DM例文11種もありますので、宜しければ活用してください。
注意点と言っても、公式のルールがある訳ではなく、人と人の問題なのでお相手によっては全く気にしない方ももちろんいらっしゃいます。
そういった方を選んでお取引するのも良いとは思いますが、無意識に失礼な行為をしないように頭の片隅にでも入れておいてください。
自分からお声掛けした場合の「無言リプ消し」なども本当に嫌がられます…
普段のつぶやきでしたら然程気にならない投稿の削除行為ですが、お取引垢の場合は重ねて投稿し、内容を訂正する方法が主流です。
お互いをフォローする。
リプライ上でお取引の約束をした後は、お互いをフォローします。
連絡先(住所や本名など)の交換が必須となるTwitter上のお取引では、基本的にDM(ダイレクトメール)という機能を使用します。
双方の設定にもよりますが、DMを受け取ることが出来るようにお互いをフォローしている「相互フォロー」の状態になっておいた方がこの後のお取引をスムーズに行うことが出来ます。
DMへ移行する。
相互フォローの状態になった後は、DMを使用してお取引を進めていきます。
明確にどちらから連絡するという決まりはないように思いますので、交換するグッズの画像など準備の出来た方から連絡を行います。
まずは挨拶をしっかりしましょう。
お取引内容を確認する。
DMへ移行後、まずはお取引の内容についてお互いの認識に間違いがないか確認します。
募集ツイートやリプライの時点で既に確認済かと思いますが、念には念を入れましょう。
DMで確認するべき内容については、個人差がありますが代表的なものをまとめましたのでお取引時の参考にしてください。
他にも気になったことについては、トラブルを防止するために連絡先の交換前にご確認することが重要です。
当初はお取引するつもりでも、発送日や梱包方法等のお互いの事情でやむを得ず中止にという可能性も否めません。
特に「梱包方法」についてはしっかりお互いで確認しましょう。
連絡先の交換をする。
お取引の内容詳細について、双方で合意が出来たら連絡先の交換をします。
主にグッズの送付先を指しますので提示する内容としては「住所」と「本名」です。
連絡先については、DM画面に直接入力するという方法で用途としては問題ありません。
でも上記画像のような連絡先交換用画像を使用している方がとても多いです。
連絡先交換用に自身の住所と名前(+譲渡の際などは振込先など)を画像として用意している方は、推しキャラであったり、推し色であったりとIDカード同様にオリジナルのデザインのものを使用しています。
見た目としても素敵で十分なのですが、機能としては次のような理由から連絡先交換用画像を作成している方が多いので参考にしてみてください。
- 1回1回入力するよりミスが少ない。
→住所の入力ミスは絶対に避けたいのでおすすめです。 - スパム認識の回避
→数件では問題はありませんが、中には数百件のお取引を並行して行っている方もいます。
住所なので当然ですが、一言一句同じ文章を大量のお取引相手へ送信するとスパムだと判断されアカウントを凍結されてしまう可能性もないとは言い切れません。 - コピー&ペーストの防止
→お取引のお相手を疑え、ということでは決してありませんが、住所などの個人情報の取り扱いには慎重になってしまうものです。
DMの文章欄へ入力した文章はコピー機能が手軽に使用出来ますので、画像として送信した方がその点では不要な心配を軽減出来ます。
連絡先の交換時には、お相手の個人情報を預かることになります。
自身の個人情報と同様か、それ以上にお取引終了まで責任を持って管理しましょう。
連絡先を提示されたら「責任を持って管理致します」と返答するのも、暗黙のルールな気がします。
発送する。
連絡先を交換し、グッズの梱包作業を終えたら発送を行います。
発送方法についても事前に打ち合わせした内容をしっかりと順守しましょう。
梱包方法についても、細かなルールがたくさんありますので自信のない方は一度勘違いしてない?梱包材の種類と用途まとめをご確認ください。
発送完了連絡をする。
実際にグッズを発送した後には、DMにて発送が完了した旨を連絡します。
言うまでもなく、発送予定日に発送が困難になってしまった場合や発送することが出来なかった場合についても虚偽なく素直にお相手に連絡しましょう。
仕事や学校、天候などの都合で仕方のない場合もありますので誠意を持って対応することが大切です。
郵便窓口より発送した場合には、窓口にて領収証が発行されます。
グッズ同様に自身のものであるという証明代わりにIDカードや、Twitter IDを領収証へ記載し写真を送りましょう。
グッズが到着次第、開封確認し連絡をする。
グッズが到着したら、出来る限り早めに開封します。
交換内容に相違がないか、グッズの状態などについてを確認し問題がなければその旨を連絡します。
個人情報の書かれた梱包材等については、シュレッダーなどでしっかりと処理しましょう。
お相手からも同様に受け取りの連絡が来るまでは、DMなどはそのままの状態で待ちましょう。
個人情報を削除する。
お互いの元へグッズが届き、交換が成立したらお預かりしていた個人情報を責任を持って削除します。
全てのDMを削除するか、個人情報記載部分のDM部分のみ削除するかは個人の自由ですが、どちらにしても一報連絡を入れると良いかと思います。
大体の場合は同様に個人情報を削除してもらえますが、心配な場合はDMでお願いしてもいいかもしれません。
まとめ:初心者もX(Twitter)でお取引に挑戦しよう!
今回はTwitter上でのお取引についてまとめました。
公式のルールは存在しないものの、お互いに嫌な思いをしないために最低限の知識やマナーを備えておくことは大切なことだと思います。
少し手間が掛かることもありますが、フリマアプリを経由するのとはまた異なるメリットもたくさんあるので、普段からグッズを購入しているお取引にも興味のある方や推しを集めたい・グッズをコンプリートしたいなど目的のある方はぜひTwitterでのお取引にも挑戦してみてください。
Twitter上とはいえ、人と人とのお取引なのでお互いを思う気持ちが1番重要です。
「お取引に仕組みは分かったけど、グッズ収集の資金が足らない…」という方には、ブログの収益化がおすすめです!
ブログの収益化については、【初心者】ブログで稼げる仕組みを紹介!最速で立ち上げられる始め方という記事でまとめているので参考にしてみてください。
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