X（Twitter）を使ってグッズの譲渡や買取をしたい…
お取引初心者の抱える不安や疑問を全て解決します。
お取引の中でも初心者におすすめの「買取」や「譲渡」に注目して解説していきます。
- Twitter上で行われるお取引の種類について。
- 実際のお取引の流れを詳しく解説。
- お取引でのマナーやタブーを分かりやすく説明。
X（Twitter）のお取引「譲渡」「買取」って何？
まずは、X（Twitter）で行う「お取引」の細かな種類について確認していきましょう。
グッズ同士を交換し合う「交換」や、代わりに購入してもらい代金を支払う「代行」は比較的分かりやすいですよね。
この記事ではさらに「買取」「譲渡」について解説していきます。
勘違いしてしまうと思わぬトラブルに発展しかねないので注意ですよ。
X（Twitter）のお取引「買取」とは？
「買取」とは、お金と引き換えにグッズを譲ってもらうこと意味します。
自分自身では「BOX購入」や「ロット購入」をせず、ピンポイントでグッズを入手したい方が多く利用するイメージです。
「交換」と同時に「買取」もしたいって方もよく見かけますね。
募集を出す際には【譲】の後に定価＋送料などの条件を、【求】の後に買取して手に入れたいグッズ名を記載します。
キャラクター名やグッズの正式名称で検索をかけている方が多いので、しっかりフルネームで書いた方が目に留まる確率が上がります。
当然ながら送料については買取先（グッズを譲ってもらう方）が負担するのが通常ですが、梱包費用などについてはお取引のお相手（グッズを送る方）がご好意で負担してくださる場合が多いです。
細かく梱包・発送方法等を指定したい場合には、梱包費をお支払いする旨をお伝えしておくとその後がスムーズかもしれません。
ただし「お取引」自体が全てご好意あってこそという前提なので、そこは忘れないようにしましょう。
他のお取引と大きく異なる「買取」の注意点は個数の記載です。
同じグッズをいくつまで買取したいのかを明確に記載しておくことが、スムーズにお取引するために重要です。
「有限回収」「無限回収」などと表現する方もいます。
X（Twitter）のお取引「譲渡」とは？
「譲渡」とは、お金と引き換えにグッズをお譲りすることを意味します。
少し語弊がありますが、フリマアプリなどと同じようにお取引相手へ販売するような形式です。
「販売」って言葉には違和感があります…
ランダムグッズやBOXで販売しているグッズを購入し、推し以外のキャラクターは手元に残さない方や、推しとはいえ交換等で複数同じグッズを収集はしない方…推している方の手元へお届け出来たらという思いの方などなど、様々な背景があり「譲渡」というお取引は存在しています。
あまりレート（第三者によりキャラクターや作品ごとに付けられた価値や値段）について触れたくはありませんが…レートの低い高いに関わらずに定価で譲渡してくださる方もたくさんいらっしゃるので、フリマアプリでの購入とは少し異なります。
募集を出す際には【譲】の後に自分の持っているグッズ名（キャラクターなど）【求】の後に定価＋送料などと条件を記載します。
当然ながら送料については譲渡先（グッズを譲ってもらう方）が負担しますが、梱包費用などについては譲渡主（グッズを送る方）がご好意で負担する場合が多いです。
梱包費などを請求したい場合は、必ず募集ポストの段階で記載しておきましょう。
X（Twitter）のお取引「買取・譲渡」の流れ
ここからは「買取」「譲渡」の流れを解説していきます。
意外と知られていないNG行為も存在するので、お取引初心者必見ですよ。
「譲渡」の流れに沿って説明していきます。
手元にあるグッズを検収・写真撮影
譲渡に出す予定のグッズの状態をしっかりと確認します。
表面に傷がないかや、初期不良の状態についても把握することが大切です。
状態の悪いものはその部分が分かるように写真を撮り、募集ポストにも記載出来るように準備をしましょう。
お取引予定のグッズは基本的には未開封の状態が好ましいですが、何か事情があり、一度でも開封済の場合はその旨を記載しましょう。
ランダムグッズや集合梱包で購入するグッズ（複数枚入りのステッカーやポストカード等）については、開封後1枚ずつ「OPP袋」と呼ばれるビニール製の袋へ入れておくのが一般的です。
様々なサイズが100均でも購入出来ますよ。
検収が完了したら、写真を撮っていきます。
この時に必要なのが、どこかから拾った画像ではなく自分で撮影した写真ということを証明するための「IDカード」です。
自分自身のTwitterIDが記載されていれば手書きでも何でもOKです。
手元にグッズがないにも関わらず、お取引を装い金銭トラブルに…などをいう事例がいくつも起こっていますので、お相手に下手な疑いを持たれないためにも、お取引に使用する写真には基本的に自身のIDを記載した何かを一緒に写すことが必須だといえます。
募集ツイ（ポスト）を投稿する。
グッズの写真を撮影したら早速募集を出していきます。
募集を出す際には【譲】の後に自分の持っているグッズ名（キャラクターなど）【求】の後に定価＋送料などと条件を記載します。
後々、誤解を生じさせないためにも郵送なのか、現地で手渡しを希望なのか、この時点で記載しておくとスムーズにお取引出来ます。
相互フォロワー限定でのお取引を希望する場合にも記載し、それ以外の場合には「検索からもお待ちしております。」などを記載するとお声掛けしてもらえる確率が上がります。
お声掛けを待つ。
募集ポストを投稿した後は、条件のあった方からのお声掛けを待ちます。
待っている間に自分自身でもお取引のお相手を探したい場合は検索をかけます。
検索をかける際には、「〇〇（お取引したい商品名）買取」などで検索をかけると同じようにお取引目的の方が検索にかかるのでぜひ活用してみてください。
お声掛けがあった場合には再度内容を確認したり、お相手のプロフィール画面等を拝見したりと反応（いいねや返信）を返す前にじっくり検討します。
一度開始したお取引を白紙（なかったことにすること）とするのは凄く失礼です。
買取を希望している場合は、「譲渡」の募集ポストを検索し自分からお声掛けしてみましょう。
はじめまして、こんにちは。
検索よりお声掛け失礼します。
◯◯の買取を希望しています。
ご検討宜しくお願いします。
こんばんは、検索からのお声掛け失礼致します。
こちら◯◯をご譲渡いただきたく、ご連絡致しました。
いきなりで恐縮ですが、宜しければご検討下さい。
お返事急ぎませんので、いつでも大丈夫です。
初めまして、検索より失礼します。
こちらご譲渡いただけないでしょうか。
ご検討宜しくお願い致します。
お声掛けに返信をする。
お声掛けしていただけたら返信を行います。
お互いに条件を提示しているため、実際にお取引を行うかどうか、お取引の内容やお相手の雰囲気などで決定します。
繰り返しますが、一度開始したお取引を白紙（なかったことにすること）とするのは大変失礼な行為になりますので、くれぐれもよく考えてから返信を行いましょう。
いくら条件が良くても、お取引の途中でお相手を変更するのもタブーですよ。
返信の仕方は各々お相手に意思が伝われば問題ありません。
初めまして、こんにちは。
お声掛けありがとうございます。
ぜひ宜しくお願い致します。
お取引をするに辺り、
フォローしても宜しいでしょうか？
初めまして、こんにちは。
お声掛けありがとうございます。
〇〇（お断わりの理由）ですので、
この度はご期待に沿えず申し訳ございません。
ご縁がございますようでしたら、
その際は宜しくお願い致します。
お断りの理由として定番は、「他の方とお取引が決まってしまったので」的なものが多い印象です。
ストレートに「もっと条件が良い方がいたので」とお断りされることもよくありますね。
お取引開始＝DMへ移行なので、その前であれば断られることが結構ありますが、不思議と慣れてしまうのでどんどんお声掛けしましょう。
ただし、いくつか守らなければならない暗黙のルールもあります。
「初めまして」のみは挨拶ではない。
→「初めまして、こんにちは。」「初めまして、おはようございます。」などとしましょう。
勝手にフォローしてはいけない。
→お取引をする予定であっても、フォローする前に一度確認しましょう。もしくは、フォロー後に「お先にフォロー失礼しました」と伝えます。
お断りの場合にもしっかりと返信をする。
→お取引出来ない申し訳なさから、スルーしてしまう方がいますがそれはお相手にとって迷惑でしかありません。断るのなら断るで、お相手も次のお取引相手を探します。少しでも時間を奪わないようにしましょう。
無言でポストを消すことは絶対にしない。
→募集ポストを投稿してから条件を間違えていた、お断りしたいお相手からお声が掛かったなどの理由で募集ポストを削除してしまう方がいますが、こちらも大変失礼な行為です。
注意点と言っても、公式のルールがある訳ではなく、人と人の問題なのでお相手によっては全く気にしない方ももちろんいらっしゃいます。
そういった方を選んでお取引するのも良いとは思いますが、無意識に失礼な行為をしないように頭の片隅にでも入れておいてください。
自分からお声掛けした場合の「無言リプ消し」なども本当に嫌がられます…
普段のつぶやきでしたら然程気にならない投稿の削除行為ですが、お取引垢の場合は重ねて投稿し、内容を訂正する方法が主流です。
お互いをフォローする。
リプライ上でお取引の約束をした後は、お互いをフォローします。
連絡先（住所や本名など）の交換が必須となるTwitter上のお取引では、基本的にDM（ダイレクトメール）という機能を使用します。
双方の設定にもよりますが、DMを受け取ることが出来るようにお互いをフォローしている「相互フォロー」の状態になっておいた方がこの後のお取引をスムーズに行うことが出来ます。
DMへ移行する。
相互フォローの状態になった後は、DMを使用してお取引を進めていきます。
明確にどちらから連絡するという決まりはないですが、「買取」「譲渡」の場合は譲渡する側の準備が整った段階で連絡する場合が多いです。
ここでもまずは、挨拶をしっかりしましょう。
お取引内容を確認する。
DMへ移行後、まずはお取引の内容についてお互いの認識に間違いがないか確認します。
募集ポストやリプライの時点で既に確認済かと思いますが、念には念を入れましょう。
DMで確認するべき内容については、個人差がありますが代表的なものをまとめましたのでお取引時の参考にしてください。
グッズ内容
→キャラクター名や個数など間違いを避けるためや、現物を所持しているという証明のためにIDカードとセットで（譲渡するグッズのみ）写真を撮影し送付するのがおすすめです。
梱包方法
→緩衝材の有無や枚数などお相手に希望することを伝えたり、自身の梱包方法を事前に伝えておくことがグッズ到着後トラブルにならないために重要です。
発送方法
→一般的には「定形（郵便）郵便を郵便窓口より発送」が多いように思いますが、お相手によっては「追跡」や「保証」を希望されたりと様々ですので、発送前にご確認することをおすすめします。「郵便窓口より発送」と「切手を貼ってのポスト投函」は異なりますので、こちらも注意が必要です。
他にも気になったことについては、トラブルを防止するために連絡先の交換前に確認しましょう。
当初はお取引するつもりでも、発送日や梱包方法等のお互いの事情でやむを得ず中止にという可能性も否めません。
特に「梱包方法」についてはしっかりお互いで確認しましょう。
連絡先の交換をする。
お取引の内容詳細について、双方で合意が出来たら連絡先の交換をします。
主にグッズの送付先を指しますので提示する内容としては「住所」と「本名」です。
連絡先については、DM画面に直接入力するという方法で用途としては問題ありません。
でも上記画像のような連絡先交換用画像を使用している方がとても多いです。
連絡先交換用に自身の住所と名前（＋譲渡の際などは振込先など）を画像として用意している方は、推しキャラであったり、推し色であったりとIDカード同様にオリジナルのデザインのものを使用しています。
見た目としても素敵で十分なのですが、機能としては次のような理由から連絡先交換用画像を作成している方が多いので参考にしてみてください。
- 1回1回入力するよりミスが少ない。
→住所の入力ミスは絶対に避けたいのでおすすめです。 - スパム認識の回避
→数件では問題はありませんが、中には数百件のお取引を並行して行っている方もいます。
住所なので当然ですが、一言一句同じ文章を大量のお取引相手へ送信するとスパムだと判断されアカウントを凍結されてしまう可能性もないとは言い切れません。 - コピー＆ペーストの防止
→お取引のお相手を疑え、ということでは決してありませんが、住所などの個人情報の取り扱いには慎重になってしまうものです。
DMの文章欄へ入力した文章はコピー機能が手軽に使用出来ますので、画像として送信した方がその点では不要な心配を軽減出来ます。
連絡先の交換時には、お相手の個人情報を預かることになります。
自身の個人情報と同様か、それ以上にお取引終了まで責任を持って管理しましょう。
どうしても住所を教えたくない場合はどうしたら…
責任を持って各自で管理する、とはいえ…悪用されたらと思うと怖いですよね。
家族を巻き込んでしまう事態に発展してしまうのは絶対に避けたい方もいるかと思います。
Googleマップとかで家の外観見られたりも嫌ですよね…
そんな方には、住所をレンタル出来るサービスがおすすめです。
詳しくは「個人情報を危険から守れるバーチャルオフィスって？」という記事をどうぞ！
発送する。
連絡先を交換し、グッズの梱包作業を終えたら発送を行います。
発送方法についても事前に打ち合わせした内容をしっかりと順守しましょう。
対価の支払いタイミングについても、発送前に確認しておくことが重要です。
金額や過去のお取引回数、フォロワー数によって異なりますが入金が確認出来てから発送する場合が多いイメージですね。
発送完了連絡をする。
実際にグッズを発送した後には、DMにて発送が完了した旨を連絡します。
言うまでもなく、発送予定日に発送が困難になってしまった場合や発送することが出来なかった場合についても虚偽なく素直にお相手に連絡しましょう。
仕事や学校、天候などの都合で仕方のない場合もありますので誠意を持って対応することが大切です。
郵便窓口より発送した場合には、窓口にて領収証が発行されます。
グッズ同様に自身のものであるという証明代わりにIDカードや、Twitter IDを領収証へ記載し写真を送りましょう。
グッズが到着次第、開封確認し連絡をする。
グッズが到着したら、出来る限り早めに開封します。
お取引の内容に相違がないか、グッズの状態などについてを確認し問題がなければその旨を連絡しましょう。
個人情報の書かれた梱包材等については、シュレッダーなどでしっかりと処理して下さいね。
お相手からも同様に受け取りの連絡が来るまでは、DMなどはそのままの状態で待ちましょう。
個人情報を削除する。
お互いの元へグッズが届き、お取引が成立したらお預かりしていた個人情報を責任を持って削除します。
全てのDMを削除するか、個人情報記載部分のDM部分のみ削除するかは個人の自由ですが、どちらにしても一報連絡を入れると良いかと思います。
この度は大切なグッズをお譲りいただきまして、
ありがとうございました。
またご縁がありましたら、
その際は宜しくお願い致します。
こちらのDM送信後、
個人情報記載DMは削除致します。
大体の場合は同様に個人情報を削除してもらえますが、心配な場合はDMでお願いしてもいいかもしれません。
→個人情報の悩みや不安を解決出来る【住所レンタルサービス】について詳しく！！
初めてのお取引でも「買取・譲渡」なら簡単！
今回はX（Twitter）上でのお取引「買取」「譲渡」についてまとめました。
公式のルールは存在しないものの、お互いに嫌な思いをしないために最低限の知識やマナーを備えておくことは大切なことだと思います。
少し手間が掛かることもありますが、フリマアプリを経由するのとはまた異なるメリットもたくさんあるので、普段からグッズを購入しているお取引にも興味のある方や推しを集めたい・グッズをコンプリートしたいなど目的のある方はぜひX（Twitter）でのお取引にも挑戦してみてください。
→「取引垢」をまだ作成していない方はこちらの記事を参考に！！
X（Twitter）上とはいえ、人と人とのお取引なのでお互いを思う気持ちが1番重要です。
「お取引に仕組みは分かったけど、グッズ収集の資金が足らない…」という方には、私のようにブログの収益化もおすすめですよ！
ブログの収益化については、【初心者】ブログで稼げる仕組みを紹介！最速で立ち上げられる始め方という記事でまとめているので宜しければ参考にしてみてください。
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