「pixiv」というサイトをご存知でしょうか。
今回は、分かる人には分かるこの数字の凄さについて解説していきたいと思います。
ちなみに2024年1月現在は、フォロワー数1700人です。
「pixiv」って何?
イラストや漫画、小説などの創作や二次創作を投稿・閲覧出来る会員制サイトです。
会員制と言っても基本は無料で利用出来るので、国内外合わせて6800万人という利用者がいます。
「神字書き」って何?
そもそも「神字書き」とは、どのような人を指すのでしょうか。
おそらくですが、明確な基準はありません。
「自称」で良いのかというとそうでもなく、私が調べたところ少しの基準は存在しているようでした。
個人差がありますが、他ジャンルの作品でも読んでもらえるようになると、投稿している字書きに影響力が出てくるのだと思います。
自分の書いた小説がきっかけで原作やキャラクター興味を持ってもらえること程、幸せなことってないです。
「神字書き」という言葉が世間に広まるきっかけは間違いなく、真田つづるさんの「私のジャンルに「神」がいます」だと思いますので気になる方はぜひ一度ご覧ください。
ヲノジツは神字書きなのか?
諸々の諸事情で、ここ半年は更新出来ていませんが、私の「pixiv」ダッシュボードはこんな感じです。
結構な人数の方に読んでもらえたり、反応してもらえたり…本当に光栄です。
二次創作ということもあり、投稿する原作によっても反応速度は様々でしたが…
フォロワー数が1000人を超えた辺りで平均200いいね、原作の力などで伸びる小説だと最高1000いいねを達成することも出来ました。
「pixiv」のランキングでは、期間やジャンルが限定されてはいるものの最高2位まで獲得することもありました。
ここまでご反応いただけると、流石に驚きました。
「pixiv」特有のコメント機能を使用して、小説に文字での感想をもらえたり、スタンプを押してもらえたりといったいいね以外の反応も、ほぼ全ての投稿作品で10件を超えています。
神字書きを目指そう
何度もお断りしておきますが、「神字書き」の基準や概念はあくまでも主観的なものです。
私の場合も小説を読んでくださった方に言われたことで、その気になってしまっただけと言えます…
ここからは、そんな自称:神字書きな私がSNSを使用せずに、フォロワー数や反応数をもらえた方法についてまとめていきます。
ちなみにSNSを使っていない理由はただの怖がりです…
ジャンルもしくは、シチュエーションを絞る
創作活動においては好きなものを好きな時に好きなだけ…というのが一番だと思います。
しかし、フォロワー数を獲得したかったり継続して反応が欲しい場合にはそういう訳にいかない状況も多々あります。
「pixiv」においてフォローしてもらうために必要なのは、「次の作品も読みたい」と思わせる何かです。
例えば圧倒的な文章力や、そもそもSNSなどで創作者の人間性が人気になっている、などでしょうか。
私にはどちらも全くありません…
文章力を理解してもらうまでには作品を読んでもらわないと難しいこと、創作者の人間性にも魅力があるというのはおそらくは一握りであることを踏まえると、一番効率良くフォロワー数を獲得するには専門性を高めるのがおすすめです。
二次創作における専門性は主に「ジャンル」「キャラクター」「シチュエーション」を限定することで簡単に高めることが出来ます。
ちなみに私はあるシチュエーション限定でジャンルやキャラクターはオールジャンルでした。知ってる作品やキャラクターであれば何でも書けます、というスタンスです。
原作の規模や流行りにも左右されますが、そのワードで検索している人数(分母)が多すぎず少なすぎずを狙います。
多すぎる場合には、ジャンルだけでなくキャラクターやグループを限定することで専門性を高めます。
逆に少なすぎる場合には少しだけ、メジャーよりなキャラクターを登場させたり、定番なシチュエーションを追加することでバランスを取ります。
専門性の選定は非常に重要ですが、最優先事項は「好き」という気持ちだと思います。
プロフィールを編集する
専門性を選定したら、プロフィールを編集します。
編集する内容は主にそのジャンルやシチュエーションについての作品を継続的に投稿していく意思が伝わるように完結に記載します。
無言でフォローすること自体を遠慮してしまう方も多いと思うので、フォローやコメント歓迎の意も記載しておくと最初はいいかもしれません。
↓右上の【Copy】から簡単にコピー出来ます。
〇〇(ジャンルやキャラクター・シチュエーション名)が好きで創作しています。
コメントいただけるととても嬉しいです!
主に〇〇(ジャンルやキャラクター・シチュエーション名)について作品を投稿します。
フォローやコメント等々、大歓迎です!
作品を読み、プロフィールを確認してくれる方はフォローしてくれる可能性が非常に高いです。
今後も継続して投稿していくことをアピールしましょう。
3000字~5000字の作品を一定の間隔で投稿する
投稿していく作品の方向性や、プロフィールが設定出来たら作品を投稿します。
本来であれば、好きなものを書いて好きな時に投稿するのが二次創作の醍醐味ですが、フォロワー数を獲得したい場合は少し工夫が必要です。
フォロワー数を獲得し易い投稿の仕方
1.文字数は3000字~5000字
→短すぎる短編は読み応えがないと判断されてしまい初見ではなかなか読んでもらえないことが多いが、長すぎると盛り上がるシーンまでに離脱されてしまう。
2.週一もしくは、3~4日に一度のペースで投稿する
→ジャンルの規模にも寄るが、専門性を高めたキーワードで検索された際に定期的に検索結果に表示させるため。
同じ日に多数投稿しても、自分の作品が並んでしまい全て流され読んでもらえない可能性が高い。
3.タグは「全ての作品で同じもの」と「2~3作品ごとに変えるもの」を使い分ける
→「pixiv」投稿時に付けられるタグは専門性をアピール出来るタグを全作品に付ける。
タグについては、検索からの流入数を少しでも多くするために上手く活用していきましょう。
どのタグから流入しているかを確認するため、専門性のアピールを少し変えたワードで2~3作品ごとに違うタグを付ける。
自分の作品と同じような作品を検索したいと思ったときに、「なんて検索するか」を念頭にタグを考えましょう。
「pixiv」では「キーワード検索」なども行うことは可能ですが、一番メジャーな検索方法はタグの内容を検索することなのでタグの管理は非常に重要です。
反応の多いタグの作品を投稿する
様々なタグを付けて投稿した作品の数量が少し増えたら、ダッシュボードでデータを確認しましょう。
ダッシュボードとは「pixiv」の無料機能で、自分の投稿した作品がどのような反応(いいね数や閲覧数・コメントなど)をもらえているかをまとめて確認出来る優れものです。
ダッシュボードを確認し、投稿した作品の中でも特に反応の多い作品に使用されているタグやキャラクターを分析します。
そして、同じタグやキャラクターを使用した作品を少し長めの4000字~7000字程度で投稿します。
個人差はあると思いますが、投稿速度は1~2週に一度で3~4本は書きたいところです。
リクエストを募集する
少し文章を書くことや投稿することに慣れてきたら、リクエストを募集しましょう。
「pixiv」では一次創作のリクエスト機能や、依頼機能がありますが主に二次創作を行っているのでこれらは使用しません。
前述のプロフィール文や、各作品ごとに入力出来るキャプションにリクエストを受け付けている旨をさり気なく記載するだけです。
↓右上の【Copy】から簡単にコピー出来ます。
いつもご閲覧ありがとうございます。
リクエストも受け付けております、コメントへどうぞ。
コメント欄で読みたいシチュエーションやキャラクターなど、
教えていただけますと嬉しいです。
リクエストを募集することで、元々フォローしてくれていた方以外の読んではいるけどフォローはしていない状態の方にフォローしてもらえます。
理由としては、「リクエストしたい」「交流したい」といったものもありますが「他の誰かがリクエストした作品が完成したら読みたい」というのが意外と多い気がします。
同じワードで検索するくらいなので、皆さん趣味嗜好が似ているのか、いざ小説を書いて投稿してみると想像以上に需要が多いリクエスト内容が多々あります。
最初の数人がコメント欄でリクエストしてくださると、ハードルが下がるのか芋づる式にどんどんリクエストが来ることが多いです。
リクエストしてもいい雰囲気を全開に醸し出しましょう。
負担にならない程度でリクエストに答えた作品を定期的に投稿していくのがおすすめですが、一点だけ注意が必要です。
それは専門性をはみ出さないことです。
最初に決めたジャンルやキャラクター、シチュエーション外の内容の場合はリクエストであっても安定してフォロワー数を獲得出来るようになるまでは投稿しない方が無難です。
フォローした際の特典として、継続して専門性の高い作品を読めるということを売りにしましょう。
継続する
前述の通りに専門性を守りながら、一定の間隔で作品を投稿することと、リクエストやコメント、フォローをし易い環境作りを行うと個人差こそあれど多少のフォロワー数を獲得することが出来ます。
そしてそれを継続していくことでフォロワー数を増やしていくことが可能です。
私の場合はかなりニッチなシチュエーションを専門にしていたこともあってか、フォロワー1000人を獲得するまでに週2本ペースの投稿で約1年掛かりました。
好きな内容を書き続けていると、投稿数が増えても全く苦ではなく時間さえあればまだまだ書ける気がするので、その辺りは本当に「好き」の強みだと思います。
まとめ:「神字書き」になりたい?まずフォロワーを増やそう!
さて、今回は「pixiv」でのフォロワー獲得の仕方や投稿のコツなどをまとめました。
あまり見掛けない経験談かと思うので、何かのお役に立てれば嬉しいです。
この記事の内容を詳しく深堀りし、(不本意ながら私の性癖も公開し…)解説した記事をnoteで公開しています。興味のある方は、【総フォロワー3000人突破】なりたいと言われ、嫉妬される神字書きになる効率的な方法をお読みください。
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