少し前に人生で初めて音楽系のイベントに参加しました。
FC(ファンクラブ)にも加入し、ずっと応援しているバンドのホールツアーです。
ライブハウスで歌うのが主流のバンドだけど、ホールでもやってくれて有り難い…
会場に入るためのチケット(eチケ)や当日の持ち物、参加する際の注意点などなど…
実際にホールツアーに参加した感想をまとめてみました。
ライブハウスやアリーナとは異なるホールツアーに興味がある方や、近々行く予定があるという方のお役に立てれば幸いです。
「ホールツアー」って何?
好きなバンドやアーティストがいるという方は「ホールツアー」という言葉を聞く機会が多いのではないでしょうか。
ホールツアーとはコンサートホールや市民会館などの多目的ホールで行われるライブツアーです。
ホールツアー以外のライブだと、ライブハウスやアリーナが主流でしょうか。
大きな特徴としては全席指定であるという点です。
公演を行うアーティストやイベントの内容により、指定席の前でスタンディングこそあれどモッシュやダイブなどの激しさとは掛け離れてますので、女性や子供でも安心して楽しむことが出来ます。
~当日までの流れ
チケットを用意する
今回私の参加した「都会のラクダ HALL TOUR 2023 〜 ラクダ紀行、ロマン飛行 〜 」の開催を最初に知ったのはSUPER BEAVER公式ファンクラブ「SUPER BEAVER 友の会」でした。
ほとんど変わらない日程で公式のTwitterでも情報が公開されていたので、FC限定イベントなどでない限りはTwitterで十分情報収集ができます。
フットワーク激重な私は一番に開催地を確認します。
参加したいイベントや開催地が決まったら、チケットを購入します。
イベントや会場などにより申し込み資格は様々なので、注意事項等をよく確認しましょう。
(前述のようにFC限定や、CDなどの購入者限定、年齢制限や性別指定有、地域限定などなど…)
参加資格がある場合は、購入方法を確認します。
こちらもイベントや主催者により異なりますが、「先着」か「抽選」のどちらかが多い印象です。
「先着」とはその名の通り、販売開始時刻以降に購入が可能になるということです。
人数制限のあるチケットの場合には、早い者勝ちということになります。
「抽選」とは申し込み期間内に、一定数以上の応募があった場合抽選で購入できる人を選定するということです。
稀に定員割れで、応募者が全員購入可能というケースもあります。
当選連絡を受け取った時の喜びといったら…
先着や抽選などでチケットを購入する権利を獲得することが出来たら、期日までにお支払いをします。
クレジットカードを登録していなくても、コンビニ決済などで購入することが出来ます。
今回「コンビニ決済」を選択していたので、送られてきたメール内記載のお支払い期間にコンビニへ行き、メール内URLからバーコードを表示しレジにてお支払いしました。
セブンイレブンで支払いましたが、コンビニの種類も選べると思います。
文章にすると難易度が高そうですが、実際の操作は感覚で出来るレベルに簡単です。
お支払いまでが完了したら、チケットの購入は完了です。
今回はチケット代6900円とコンビニ振込手数料220円でした。
コンビニ決済の方は、念の為お支払い時に受け取ったレシートを保存しておきましょう。
当日の持ち物を準備する
チケットの用意が出来たら、当日の持ち物を用意します。
服装なども決めておくと当日焦らなくて済みます。
ホールツアーなので、あんまり天候を気にしなくても良い点はメリットですね。
今回私の参加したホールツアーは、全席指定2000席規模のホールでした。
当日の持ち物はこんな感じです。
・リュック
・水分
・財布(現金&免許証)
・スマホ
・常備薬
・ドライシャンプー
・ウェットティッシュ
・ミンティア
色々考えて持って行ったものばかりでしたが、実際に使用したのはスマホとお財布くらいだったので無駄に重たい荷物を抱えて移動することになりました。
身分確認証(免許証)についても使用する場面はありませんでしたが、念には念を…で一応持って行くことをおすすめします。
不安な気持ちで過ごすよりは…と考えてしまうので結構な大荷物になりました。
当日グッズを購入しない(または電子決済等を利用する)のであれば、本当にスマホ一つで問題なさそうです。
なんとなくで持参したドライシャンプーはライブ終わりが快適になったので、暑い季節や荷物の空きスペースに余裕があればおすすめです。
当日の服装を決める
こちらは人により様々かと思いますが、参考までに当日の私の服装です。
・薄手のカーディガン
・カップ付キャミソール
・タイトスカート
・厚底ブーツ
※4月中旬13:00~21:00頃まで・晴れ(強風)
今回参加したのはホールツアー2本目のライブだったので、FC通販でのグッズ購入だと間に合わず、当日にTシャツを購入し着替えられたらいいかな、と思い服装を選びました。
後述してますが、指定席の場所的にもあまり後ろの関係ない席だったこと、身長が平均よりもかなり低いことを理由に靴を選びましたが普通に足が痛かったです。
次の日から1週間…足首を痛めて足を引きずって歩いてました。
ホールツアーの為か、同じように厚底や太めのヒールで参加している方もいましたが、スニーカーやサンダルのような歩きやすそうな靴でいる方が多かったです。
同じバンドのTシャツを着ていたり、FC限定グッズを持っている方が会場付近にたくさん集まっている様子は圧巻でした。
初参加の私が個人的に驚いたのは、同じバンドのTシャツなら最新でなくともOKだったこと…
室内でのイベントだったこともあり、服装で大きく失敗したことはありませんでした。
しかし終始荷物が重たかったことや、貴重品(多めに用意したお金や使う予定のない鍵類など)を持ち歩くリスクなどを考えると次回からはもう少し厳選した荷物で臨もうと思いました。
ライブ中も席に置いた荷物を気にしていました…
席を確認する
利用しているサイトや公演などで異なると思いますが、今回利用したのは「eチケ」です。
「eチケ」ではチケットの購入手続きを行い、料金をお支払いした時にチケットの確保がされている状態になります。
しかし、その時点ではまだチケットを発券した状態ではありません。
語弊はあるかと思いますが、ニュアンス的に捉えてください…
発券した状態とはどういうことかというと、チケットで入場出来る状態になっているということです。
今回は全てスマホ上で完結する電子チケットでしたが、紙のチケットでイメージすると分かりやすいかもしれません。
チケットを確保した状態で、ライブ数日前まで時間が経過すると発券が可能になります。
ライブ当日は発券したチケットを持って会場へ向かい、入場手続きを行います。
紙のチケットの場合は、発券するためにまたコンビニへ行って…などと手数が多いのですが「eチケ」の場合は送られてきたメールのURLからダウンロードするだけです。
発券手数料も掛からないので、その辺りも嬉しいです。
チケットを発券した時に初めて指定席の番号が分かります。
会場HPで座席表と照らし合わせるとステージとの距離なども分かり実感が湧くのでおすすめです。
今回の座席は配置の都合で実質ステージから3列目という神席でした。
後ろが通路だったので、この時点で厚底を履いて行くことがほぼ決定になりました。
電子チケットは入場の際に必ず必要になるので、すぐに画面表示出来るように準備しておきましょう。
当日の流れ
会場へ向かう
チケットを発券し、当日を迎えたら後は会場へ向かうだけです。
電車やバスなどの公共機関の場合は必要ありませんが、車で向かう場合には周囲の駐車場などを調べるのもお忘れなく。
群馬県「高崎藝術劇場」の場合はホールに隣接された駐車場が用意されており、500台まではこちらに停めることが出来ます。
600円で24時間停めることが可能で、ホールへも近いので非常に便利です。
駐車券は先払いが可能なので、先に支払ってしまうと帰りがとてもスムーズです。
混雑具合ですが、ライブ開始が18:00からだったので、日曜日でも13:00時点では十分に空いていました。
すぐ近くがJR高崎駅なので、空き時間も退屈しません。
物販を購入する
今回のホールツアーでは物販の先行販売があります。
情報は主にTwitterなどのSNSで確認するのですが、開始時間が14:30でしたので早めに会場入りしました。
実際に列に並び始めたのは13:30からでしたが既に出来上がった行列に驚きました。
それでも会場の雰囲気に浮かされて絶対にTシャツを手に入れたいとお昼も食べずに列に並びました。
お昼食べてから並び始めなくてよかった…
時間通りに物販が開始する頃には、並び始めた時の4倍くらいに人が増えていました。
会場によって異なるとは思いますが、高崎藝術劇場は室内でトイレも待機列近くにあるので環境としては最高でした。
トイレなどで列を抜ける際には後ろの方へ声を掛けておくと安心です。
物販が開始すると少しずつ列が動き、自分の番になったらスタッフの方へ欲しいグッズを注文します。
一覧を見て伝え、用意してもらう形式でしたので動き回る必要もなくスムーズにグッズを購入することが出来ました。
・RAKUDA KIKO TOUR T(Sage Green)3000円
・RAKUDA KIKO TOWEL(Blue & Gray)各1500円
・TAG KEYHOLDER(各会場限定カラー)800円
・RUBBERBAND(Blue)500円
最初はTシャツだけのつもりが、完全に買い過ぎました…
ご参考までに、13:30から並び始め14:30物販開始、購入完了したのは15:40でした。
私の購入時点では売り切れは1品もなく、ライブ終了後にもグッズ販売があったので在庫はかなりたくさん用意してくださっていたようです。
チケットがなくても購入可能だったので物販列の人数はかなり多かったです。
会場入り
グッズ購入後は会場内で着替え、お昼を食べたりしながら入場開始時間を待ちます。
18:00からのライブでしたが、入場は17:00からとのことなので早めに会場へ戻りました。
eチケアプリの画面から「チケットを表示する」で画面上にチケットを表示します。
入場口でスタッフの方にスマホの画面を見せ操作してもらい、チケットが使用済になると同時に入場出来ます。
入場開始こそ凄い人数が列を作っており、気が遠くなりましたが、物販とは異なり早いペースで列が進みました。
16:50に列に並びましたが、17:05には会場に入れたので時間にはかなり余裕がありました。
むしろ早過ぎて、会場に入ってからが長かったです。
ステージ付近で写真撮影をしている方がいたり、知り合いを見つけて挨拶してる方がいたり…
同じバンドを応援している方を間近で何人も見る機会がなかったので、とても新鮮でした。
本当に素晴らしい席でした…
ライブ開始
会場やイベント内容によっても異なるとは思いますが、今回は18:00ぴったりに開始でした。
休憩なしで19:40頃までMCや曲が続き、最後にアンコールで1曲…20:00前にはライブ終了。
スピーカーが目の前の席だったので、かなり音が大きいかと覚悟していましたが、私は大丈夫でした。
MCの内容もしっかり聞き取ることが出来て、本当に大満足です。
コール&レスポンスや、手の振り方や曲の乗り方が全く分からなかったのも不安でしたが、前の方や隣の方の真似で十分楽しめました。
体感だと本当に一瞬で、まさに夢のような時間でした。
会場や席にもよると思いますが、ホールでのライブは椅子の前のスペースに立って参加することが多いようです。
ライブと変わらず立ちっぱなしではありますが、自身のスペースは確保されているので女性や子供でも安心して楽しめる気がします。
ただ椅子の前に立って、荷物を椅子に置くと荷物が視界に入らないのは心配でした…
帰り道
ライブが終了して、会場を出た時刻は20:00頃でした。
帰りにトイレに寄ったのですが、高崎藝術劇場には十分な数のトイレがあり、混雑しがちな女子トイレでもスムーズに入ることが出来ます。
前述の通りに駐車場もすぐ近くなので、高崎藝術劇場で行われる別のイベントにも参加してみたくなりました。
帰宅後
ライブに行ったら絶対にして欲しい…
会場を出てすぐにセトリ(セットリスト)と呼ばれる演奏した曲の一覧を作成しておくと、プレイリストなどに利用出来ます。
アーティストやイベントによってはSNS上でのセトリの公開をNGとしていることもありますので、記憶の確かな間に作成することをおすすめします。
最高の思い出をいつでも曲とともに鮮明に思い出しましょう。
まとめ:ホールツアーは厚底でも楽しめた!!
初めて参加した音楽イベントでしたが、しっかり楽しみながらも無事に参加することが出来ました。
憧れのバンドを生で拝見し、グッズもたくさん購入することが出来て…
席にも天候にも恵まれ大満足です。
ホールツアーに興味がある方や、近々行く予定があるという方のお役に立てれば嬉しいです。
大好きな「SUPER BEAVER」のメンバーについては、Wikipedia風にまとめてみたりしています。
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